WindowsでDICOMビューワの定番といえば、一昔前は、K-PACSといわれていたこともありましたが、現在では、RadiAnt DICOM Viewerは、安価(OsiriX MDより安く)、ハイスピード、多機能と三拍子揃っています。
しかしながら、DICOM通信機能がないことで、非常に惜しい!と言われることが稀ではない。 そこで、今回は、フリー(無料)のDICOM通信ソフトウェアを用いてRadiAntと連携させる方法の1例をご紹介します。 用意するもの: 1. DVTk Storage SCP Emulator 3.3.0 (GNU Lesser General Public Licese) ダウンロード先: DVTk:The Healthcare Validation Toolkit (www.dvtk.org). 2. RadiAnt DICOM Viewer (DICOM Clientとして) 3.Remote Desktop (DICOM Send側へのリモート操作):Splashtop Remote 4. iQ-View (WindowsのDICOM通信ビューワのデファクトスタンダード:DICOM Sender Server) 操作手順: ビデオ参照 1. DICOM受信側にDVTk Storage SCP Emulatorをインストールします。 2. Emulatorのストレージコンフィグタプで、DICOM受け手側のAE Tile, Implementation Class UID, ポートを設定する。 3. DVTkメニューのStored Files/Optionで受け取った画像の保存フォルダを設定する。 4. RadiANTを起動して、3で設定した保存フォルダを選択する。 5. DVTkのエミュレータを起動する(メニューのFile下の緑色の再生マークボタンを押す) これでDICOM画像受け手側の準備完了 =================== DICOM Sender側 6. iQ-Viewを起動して、DVTk のAEタイトル、IP、ポートを設定する 7. DICOMエコーが通れば、通信状態OKです。 8. 送りたい検査、シリーズ、画像を選択して、DVTkへDICOM Send 9 . DVTkが反応しますので、RadiAntでファイルフォルダを開くと、RadiAnt側でDICOMデータセット を整理して選択、表示できるようになります。 2014年度末に、講演させていただきました内容をアレンジしてアップロードします。 イメージングを用いた薬剤の治療もしくは診断能の効果判定は、現在主流(サロゲートエンドポイントの中でも主流になりつつあります。) 治験の知識、GCP省令に基づくトレーニング、論拠と価値に基づく医療技術の実践的習得、データベースやプログラミングの知識、セキュアなネットワーク通信の標準と対応、臨床統計学など、非常に広い知識を必要とします。 リジット社は、イメージングCROのワークフロープロセスのすべてをコンピュータとネットワーク通信技術によって自動化できるように日々、開発と研究を続けています。 このプロセスの自動化を達成することによって、ドラッグラグおよびデバイスラグを解消し、低コスト、ハイククオリティー、ハイスピード(さらにハイセキュリティ、低医療被ばく)の治療効果判定サービスが提供できるようになります。 ![]()
ウィンドウズ上で、世界中のDICOM Viewerの中でもっとも軽量(たったの2MB)、ハイスピード、どんなDICOM画像でも高速に表示し、MPRもフュージョンもできて、1万円台で購入できるDICOMビューワって、今までになかったと思います。K-PACS(2008年で開発&サポート終了)でもMPRはできず、フュージョンもできませんでした。
それが、ポーランドのMedixant社が開発したRadiAnt(ラジアント)では、いとも簡単にできてしまいます。GUIを翻訳を翻訳して日本語版にしました。
DICOM画像の対応フォーマットも豊富です
まずは、ともあれ、試供版をつかってみてはいかがでしょうか? 問い合わせは、リジット社まで 抗がん剤の治療効果判定ソフトウェアmint Lesionのコメントです。 ドイツ語ですが、ドイツがん研究センター(DKFZ)のスピンオフチームががん治療医師、放射線科医師、がん研究サイエンティストが開発したソフトウェア。「がん研究センターインハウス開発」なので企業ががん研究センターと連携で開発するよりも直感的で完全無欠。非常に強力です。 我々リジットでは、抗がん剤開発の国内の製薬企業からの意見を取り入れ、日本特有の要求に迅速にアレンジして使用しています。とくに製薬企業のDM部門からの要求は多様なフォーマットが要求されますので、治験毎にCSVを実行して要求に合致したアウトプットは治験開始前に作り上げています。 |
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